長期的なパートナーシップと研削技術の進歩 #


2015年、台北国際工作機械見本市(TIMTOS)にて、Ko-Yenは「伝統を覆す:一度の加工で多面形状加工、性能を50%向上」という赤いバナーを掲げ、大きな印象を残しました。この大胆な宣言は、展示されたGJ-400モデルの成功した販売に裏付けられ、同社に大きな勢いをもたらしました。
パワーチャックと油圧シリンダー分野のリーダーであるAUTO STRONGは、16年以上にわたりChuan-Yen(CCM)と強固なパートナーシップを維持しています。この協力関係は2005年に始まり、CCMはAUTO STRONGのグローバルな高級機器市場でのポジショニングに応え、専門的な研削加工サービスを提供しました。CCMの生産能力と品質へのこだわりは競合他社と一線を画し、AUTO STRONGの代表取締役である薛秋發の注目を集めました。薛代表はCCMを訪問し、社内での機械製造を知ると、研削プロセスにおけるCCMの技術的優位性を認識し、革新と継続的改善への取り組みを称賛しました。
この励ましが、2011年にCOMORK精密機械株式会社の設立に重要な役割を果たし、AUTO STRONGは初の顧客となりました。AUTO STRONGはKo-Yenから4台の機械を導入し、市場の需要増加に対応する能力を大幅に強化しました。
この協力の中で特に注目すべき製品は、COMORK GJ-400 CNC内面円筒複合研削盤です。このモデルは自社開発のインタラクティブソフトウェアを搭載し、ユーザーが加工インターフェースを要望に応じてカスタマイズ可能です。その結果、生産の柔軟性が大幅に向上し、加工手順の最適化と生産コストの削減を実現しつつ、能力を高め顧客のニーズに応えています。
Ko-Yenのアプローチは20年以上のCNC研削経験に根ざしています。エンドユーザーであり製造者でもある同社は研究開発に専念し、「転がる石には苔が生えない」という哲学を持っています。機械のゼロ許容精度の達成は段階的なプロセスと捉え、各研削作業が改善の機会であると考えています。継続的な自己改善は、パートナーにより大きな価値を創造し、台湾ブランドを世界市場で前進させるために不可欠だとKo-Yenは信じています。